まちをつなぐ解体工事のお話し
解体工事をお考えの皆さま、こんにちは。株式会社名古屋ナカテックです。
解体工事の見積もりを取る際、多くの方が建物本体の撤去費用ばかりに注目されがちです。しかし、実は建物以外の「外構」の処理こそが、その後の土地活用の成功を左右する重要なポイントなのです。
私たち名古屋ナカテックは「依頼主様にはご安心を、次使われる方には気持ちよさをお届けします」という理念のもと、建物だけでなく敷地全体を完璧な状態に整える総合解体工事を提供しています。
今回は、なぜ外構の解体が重要なのか、そして私たちがどのような対応をしているのかを、具体的な事例を交えながら詳しくご説明します。
まず「外構」について説明しましょう。外構(がいこう)とは、建物本体以外の敷地内にある構造物や設備のことです。
具体的には以下のようなものが含まれます:
これらは一見すると「建物ではないから大丈夫」と思われがちですが、実際には多くのトラブルの原因となっています。
先日、他社で建物解体を行ったお客様からこんなご相談がありました。
「建物は撤去したのですが、古いブロック塀や駐車場のコンクリートが残ったまま。新築工事の業者さんから『これらも撤去が必要』と言われて、追加で100万円以上かかると言われました」
このお客様のように、外構を含めない解体工事を行うと、後から予想外の費用が発生することがよくあります。
もう一つの事例では、庭に植えられた大きな松の木の根が地下深くまで張っていて、新築の基礎工事の際に障害となったケースもありました。結果的に、根の除去と土壌改良に多額の費用がかかってしまいました。
私たちナカテックが外構まで対応する理由は単純です。解体工事を「新しい創造のはじまり」と考えているからです。
建物がなくなった後の土地が、次の利用者にとって最適な状態になっていなければ、本当の意味での解体工事完了とは言えません。
「次使われる方には気持ちよさをお届けします」という私たちの約束を果たすためには、敷地全体を完璧に整備することが不可欠なのです。
外構を適切に処理しないことで生じる最も多いトラブルが、予想外の追加費用です。
建物の解体が終わった後に「あれも撤去が必要だった」「これも処分しなければならない」ということが判明し、結果的に当初の予算を大幅に超えてしまうケースが後を絶ちません。
特に注意が必要なのが地中の埋設物です。外構の基礎部分には、見た目では分からない配管や基礎構造物が隠れていることがあります。
例えば、古いカーポートの基礎は地下1メートル以上の深さまで埋まっていることもあり、これを放置すると新築時の基礎工事に大きな影響を与えます。
私たちは事前の試掘調査を通じて、このような地中リスクも徹底的に把握し、一括で処理します。これにより、依頼主様には透明性のある費用計画をご提示できます。
外構、特に古いブロック塀や擁壁は、解体作業中の安全上のリスクが高い構造物です。
昨年、築40年のお宅の解体工事で、高さ2メートルのブロック塀の撤去を行った際のことです。事前調査で、このブロック塀が老朽化により倒壊の危険性があることが判明しました。
私たちは以下の安全対策を実施しました:
結果的に事故なく作業を完了し、近隣の方々からも「丁寧な工事で安心できた」とのお言葉をいただきました。
2025年度優良工事等表彰を受賞した私たちの誠実な仕事の姿勢は、このような安全管理の徹底に現れています。
敷地境界にあるブロック塀や擁壁は、外構解体の中でも特に専門技術が必要な作業です。
古いブロック塀は鉄筋が錆びて強度が低下していることが多く、撤去時に予期しない倒壊が起こる可能性があります。私たちは構造を十分に調査した上で、最適な撤去方法を選択します。
また、擁壁については土圧の関係もあるため、撤去順序や仮設工事の計画も重要になります。
金属製のカーポートは一見簡単に撤去できそうですが、実は基礎部分の処理が複雑です。
コンクリート基礎は地中深くまで埋設されており、完全に除去するには重機による掘削が必要です。また、電気配線が通っている場合は、事前の電気工事も必要になります。
独立した車庫の場合は、建物解体に準じた手続きや処理が必要になることもあります。
庭木の撤去は、単に切り倒すだけでは完了しません。
大きな木の根は地下深くまで張り巡らされており、これを完全に除去しないと新築時の基礎工事に影響を与えます。
先日の事例では、直径50センチの松の木の根が地下2メートルまで伸びており、専用の機械を使って丁寧に除去しました。作業には2日間を要しましたが、完全に除去することで、お客様の新築計画に支障をきたすことを防げました。
玄関アプローチのタイルやコンクリート、駐車場のアスファルト舗装なども、見た目以上に厄介な構造物です。
これらの下には砕石層や防草シートなどが敷設されていることが多く、表面だけを撤去しても根本的な解決にはなりません。
私たちは地中の構造まで含めて完全に撤去し、次の建築に最適な地盤状態を作り出します。
外構解体が完了した後は、土地を気持ちよく次世代へ引き継ぐための整地作業を行います。
私たちの整地作業は、単に地面を平らにするだけではありません。次の用途に応じた最適な状態を目指します。
解体で発生したすべての廃材を、法令に従って適切に分別・処理します。
コンクリートガラ、アスファルトガラ、木くず、金属くずなど、それぞれ異なる処理方法が必要です。私たちは優良工事の基準に従い、環境に配慮した処理を徹底しています。
すべての構造物が除去された後は、地盤の最終確認を行います。
地盤の硬さや平坦性をチェックし、必要に応じて転圧作業を実施します。この工程により、次の建築工事がスムーズに進むよう配慮しています。
私たちナカテックは2025年8月11日から、解体で出た不用品の無料リユース・リサイクル事業を開始しました。
外構解体においても、この取り組みを積極的に実施しています。
例えば、まだ使用可能な庭石や植木鉢、金属製の門扉などは、リユース対象として次の利用者に無料で提供しています。
先月の解体現場では、状態の良い庭石を地域の公園整備に活用していただき、お客様にも大変喜んでいただけました。
このような取り組みは環境負荷の低減につながるだけでなく、「想いを残し、次世代につなぐ」という私たちの哲学を実現する大切な活動です。
私たちの外構を含む総合解体工事は、多くの企業様からご信頼をいただいています。
株式会社HYM様からは「建物だけでなく、敷地全体を完璧に整備していただき、次の建築工事がスムーズに進みました」とのお言葉をいただきました。
株式会社イロドリ様は「外構の撤去まで一括でお願いできたので、複数の業者とやりとりする手間が省けて助かりました」と評価してくださいました。
株式会社ワールド様からは「近隣への配慮が行き届いており、工事期間中もトラブルが一切ありませんでした」との感想をいただいています。
これらの実績は、私たちの「人と人の繋がりを大切に」する姿勢と、きっちりとした準備による丁寧な施工の結果です。
外構解体を含む総合的な対応により、お客様の手間と不安を最小限に抑え、満足度の高いサービスを提供できています。
外構の撤去範囲や費用について疑問や不安がある方は、ぜひ私たちの無料相談をご利用ください。
空き家など、解体工事にまつわるあらゆる相談を無料で受け付けています。
「どこまでが外構に含まれるのか分からない」 「費用がどのくらいかかるか知りたい」 「近隣への影響が心配」 「新築までのスケジュールを考えて欲しい」
このような疑問に、経験豊富な専門スタッフが丁寧にお答えします。
私たちは「解体工事お役立ちコラム」を定期的に更新し、解体工事を行う上で知っておくべき情報を公開しています。
外構解体の重要性やプロセスについても詳しく解説していますので、ぜひご活用ください。
私たち株式会社名古屋ナカテックにとって、外構の解体工事への対応は「想いを残し、次世代につなぐ」という哲学を具現化する大切な仕事です。
建物だけでなく敷地全体を完璧な状態に整えることで、依頼主様には安心を、次に土地を利用される方には気持ちよさをお届けできます。
解体工事は新しい創造のはじまりです。その第一歩を確実なものにするため、私たちは外構を含む総合解体工事で、お客様の未来を力強くサポートいたします。
外構解体を含む解体工事についてのご質問やご相談は、ぜひナカテックの無料相談をご利用ください。経験豊富なスタッフが、皆さまの新しい一歩を全力で応援いたします。
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