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解体工事お役立ちコラム

まちをつなぐ解体工事のお話し

鉄骨ビルの解体工事をスムーズに!安全な施工の手順を全公開

鉄骨造の解体工事はどう進む?部材の切断から搬出まで、安全な作業の手順

鉄骨造の解体工事は、事前調査と計画、周辺への安全対策、鉄骨部材の切断と搬出、廃材の分別処理という流れで進めるのが安全かつ効率的な進め方です。


【この記事のポイント】

  • 鉄骨造の解体工事は「事前調査・計画」「安全対策」「鉄骨の切断・搬出」の順に進めるのが基本です。
  • 鉄骨はガス切断機や油圧カッターで上階から順に切断し、クレーンで安全に地上へ降ろします。
  • 鉄骨スクラップのリサイクルや産業廃棄物の適正処理まで含めて対応できる解体業者を選ぶことが重要です。

この記事の結論

  • 鉄骨の解体工事は、構造調査と解体計画、安全対策を徹底してから上部解体で鉄骨を切断・搬出するのが標準的な手順です。
  • 屋根・外壁・内装の撤去後に鉄骨フレームを分割し、クレーンなどで安全に地上へ降ろす方法が推奨されます。
  • 鉄骨造は工期が長くなりやすい一方で、鉄くずのリサイクルにより費用負担を抑えられる場合があります。
  • 作業主任者など有資格者が安全管理を行うことで、高所作業や重機作業のリスクを最小限にできます。
  • 解体後の基礎撤去から整地、廃材処分まで一社完結できる業者を選ぶと、スムーズで安心な解体工事につながります。

鉄骨造の解体工事はどう進む?基本の流れと安全確保

鉄骨造の解体工事で最も大事なポイントは、「構造を理解したうえで、事前準備から廃材処理まで一貫して計画的に進めること」です。単に壊すだけでなく、工程ごとに安全と周辺環境への配慮を組み込むことが欠かせません。

  • 一般的な鉄骨造解体の流れは、現地調査・構造確認 → 解体計画・見積り → 足場・養生設置 → 内装・設備撤去 → 屋根・外壁撤去 → 鉄骨フレームの上部解体 → 基礎撤去・整地という順番です。
  • 実務的には、騒音・振動・粉じんへの対策として、防音パネルや防塵シート、仮設フェンスの設置、散水による粉じん抑制などを組み合わせて施工します。
  • 名古屋市周辺では、木造に比べて鉄骨造・RC造は工期が約2~3倍かかるケースもあり、期間の目安として1週間~1ヶ月以上を見込むことが現実的です。

たとえば、3階建て鉄骨ビルの解体では、構造図を確認したうえで、上階から順に鉄骨を切断しながらクレーンで降ろす「上部解体」を採用し、近隣が住宅地の場合は防音・防塵養生を強化するなど、個々の条件に応じた手順を組み立てます。


鉄骨解体工事の安全な手順とは?

鉄骨解体工事の安全な手順は、「高所と重機のリスクを見越した段階的な上部解体」と「作業主任者による一元管理」が鍵になります。

解体前の調査と計画立案

最も大事なのは、鉄骨造の構造と周辺環境を正確に把握する解体前調査です。

  • 現地調査では、鉄骨の種類(軽量・重量)、柱・梁の配置、接合方法(溶接・ボルト)、老朽度合い、隣接建物との距離、道路幅や搬出ルートを確認します。
  • この情報をもとに、上から壊す上部解体の順序、使用する重機やクレーンの種類、必要な足場や仮設設備、安全区域の設定などを細かく決めます。
  • この段階でリスクを洗い出しておくことで、後工程のトラブル(部材の落下、近隣クレーム、工期延長)を大きく減らすことができます。

たとえば、敷地にトレーラーが入れない狭小地の鉄骨造では、部材をより細かく切断し小型トラックで複数回に分けて搬出する計画を事前に組むことで、近隣交通への影響を最小限に抑えられます。

足場・養生と安全対策

鉄骨解体では、高所作業と飛散物のリスクに対する養生が安全確保の土台になります。

  • 解体前に、建物周囲に足場を設置し、防音・防塵シートや飛散防止ネットを張り巡らせ、仮設フェンスで立ち入り禁止区域を明確にします。
  • 周辺道路に面する現場では、誘導員を配置し、搬出車両の出入りや歩行者の安全を確保します。
  • 作業員にはヘルメット・フルハーネス・防塵マスクなどの保護具を徹底し、火気を扱うガス溶断作業では消火器の配置と火花養生を行います。

当社では、鉄骨やコンクリート解体現場ごとに作業主任者を配置し、安全手順の指示や危険ポイントの確認を行うことで、安全第一と確実な施工を両立させています。

鉄骨部材の切断・撤去・搬出

鉄骨解体の核心となるのが、鉄骨部材の切断から撤去・搬出までの流れです。

  • 実務的には、屋根材・外壁材・内装材・設備を撤去したあと、鉄骨フレームを上階から順に切断する方法が一般的です。
  • 切断にはガス切断機や大型の油圧カッター、サンダーなどを用い、溶接部・ボルト接合部を1本ずつ慎重に分離しながら、クレーンや重機で地上に降ろします。
  • 切断後の鉄骨は、長さをそろえてトラックに積み込み、スクラップとしてリサイクル施設へ搬出します。鉄くずとして売却できる場合、解体費用から一定額を差し引けることもあります。

たとえば、鉄骨階段だけを撤去する工事では、階段専用の足場と養生を設けたうえで、段ごとに切断・運び出しを行い、鉄骨材とコンクリート片を現場内で分別してから搬出する手順をとります。


鉄骨ビルの解体工事をスムーズに進めるコツは?

鉄骨ビルの解体工事をスムーズに進めるためには、「工期・費用・近隣配慮」をトータルで管理できる解体業者を選ぶことが重要です。

解体工事の期間とスケジュール感

鉄骨造の解体期間は、構造や規模によって大きく変わりますが、木造より長めに見込むのが現実的です。

  • 一般的な解体工事の期間は、建物の規模や立地によって1週間〜1ヶ月が目安とされており、鉄骨造やRC造では3階建て以上でさらに工期が延びることがあります。
  • 解体後の建築工事や土地活用のスケジュールを立てる際には、余裕をもった工期設定が不可欠です。
  • 当社でも、構造や周辺環境を踏まえたうえで、「足場・養生」「上部解体」「基礎撤去・整地」の各工程ごとの日数を事前にご説明し、着工から引き渡しまでの流れを共有するようにしています。

たとえば、名古屋市内の幹線道路沿いに建つ2階建て鉄骨店舗であれば、夜間の騒音規制や交通への影響を配慮しながら、10~20日前後の工期設定を行うケースが想定されます。

鉄骨解体の費用感とリサイクル

鉄骨解体の費用相場は、構造や規模、付帯工事の有無によって変動しますが、鉄骨ならではのリサイクル性がコスト面のポイントになります。

  • 鉄骨造の解体では、坪あたり4万~8万円前後が目安とされ、重量鉄骨や大型の工場・倉庫などでは上限寄りになる傾向があります。
  • 一方で、解体工事費には本体解体のほか、ブロック塀やカーポート・物置などの付帯解体、足場・養生といった仮設工事、廃材処分費などが含まれるため、見積り時には内訳を確認することが重要です。
  • 鉄骨スクラップはリサイクル資源として売却できる場合があり、その売却益を工事費に充当することで、実質的な費用負担を抑えられるケースもあります。

たとえば、同じ床面積でも、鉄骨の重量が大きく、付帯設備や外構が多い建物では、解体処分量が増えるため費用は高くなりがちです。その一方で、鉄骨スクラップが多く出る現場では、リサイクル分がコスト圧縮につながります。

解体後の基礎撤去と整地まで

解体工事は、建物本体を壊した時点で終わりではなく、基礎撤去と整地まできちんと行うことで、次の土地活用につながります。

  • 建物解体後は、地中のコンクリート基礎や地中梁を掘削・破砕し、重機で搬出したうえで、残土処理と敷地の整地を行います。
  • この段階では、地中埋設物の有無や残土量の増減など、着工前には見えなかった要因が判明することもあるため、契約時に追加費用の取り扱いを確認しておくと安心です。
  • 当社では、解体後の駐車場整備や新築工事にスムーズにつなげられるよう、土地の高低差や排水なども考慮した整地を心がけています。

たとえば、自宅の建て替えを前提とした鉄骨住宅の解体であれば、ハウスメーカーや工務店と連携し、解体完了日と新築着工日を調整しながら基礎撤去・整地までをトータルに管理していきます。


よくある質問

Q1. 鉄骨造の解体工事はどのくらいの期間がかかりますか? 一般的には1週間〜1ヶ月程度が目安で、階数や立地条件によってはさらに長くなる場合があります。

Q2. 鉄骨解体の手順は木造とどう違いますか? 木造よりも高所作業と重量物の扱いが多く、屋根・外壁撤去後に鉄骨フレームを上部解体で切断・搬出する点が大きな違いです。

Q3. 鉄骨解体工事の費用相場はどれくらいですか? 鉄骨造の解体は坪あたり4万~8万円前後が目安で、規模や重量鉄骨かどうかによって上下します。

Q4. 解体工事で発生する鉄骨やコンクリートはどう処分されますか? 鉄骨はスクラップとしてリサイクルされ、コンクリートや混合廃棄物は産業廃棄物として適切に分別処理されます。

Q5. 近隣への騒音や粉じんが心配ですが対策はありますか? 防音パネルや防塵シートの設置、散水による粉じん抑制、作業時間の調整などで、近隣への影響を最小限に抑えます。

Q6. 解体工事中の安全管理はどのように行われますか? 鉄骨・コンクリート解体では作業主任者など有資格者を配置し、高所作業や重機作業を含む現場全体の安全を一元的に管理します。

Q7. 解体後の土地はそのまま建築に使えますか? 基礎撤去・整地まで完了していれば、多くの場合はそのまま建築に使えますが、地中埋設物や地盤状況の確認が必要です。

Q8. 鉄骨階段だけを部分的に解体することもできますか? はい、階段構造に合わせた足場と養生を行い、部材ごとに切断・搬出することで部分解体にも対応できます。

Q9. 解体業者を選ぶ際のポイントは何ですか? 鉄骨造やRC造の実績、資格保有状況、見積り内訳の明瞭さ、廃材のリサイクルや処分体制などを総合的に確認することが大切です。


まとめ

鉄骨造の解体工事について、判断基準として重要なのは次の点です。

  • 解体工事は、現地調査・解体計画・安全対策・鉄骨の上部解体・基礎撤去・整地までを一連の流れとして考えることが大切です。
  • 鉄骨解体では、ガス切断機や油圧カッターを用いた部材切断とクレーンによる安全な搬出、鉄骨スクラップのリサイクルが特徴となります。
  • 作業主任者などの有資格者が安全管理を行い、工期・費用・近隣配慮を含めて一社で対応できる解体業者を選ぶことが、安心でスムーズな鉄骨ビル解体につながります。

鉄骨造の解体工事は、専門的な計画と安全管理のもとで段階的に鉄骨を切断・搬出し、リサイクルと適正処分まで一貫して行うことが、安全でスムーズに進めるための最適な進め方です。名古屋ナカテックでは、事前調査から基礎撤去・整地まで一貫して対応しておりますので、鉄骨ビルの解体をご検討の際はお気軽にご相談ください。

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