2025年7月21日
まちをつなぐ解体工事のお話し
こんにちは、名古屋ナカテックの高橋佑輔です。
解体工事では「建物を壊す」ことに注目が集まりがちですが、実は“地面の下”にも重要なポイントがあります。
今回は、地中に埋まっているものを調べるために行う「試掘調査」についてご紹介します。
試掘調査(しっくちょうさ)とは、実際に地面を掘って、中に何が埋まっているかを確認する作業のことです。
設計図や図面だけでは分からない埋設物の有無を、目視によって正確に調べることができます。
配管や基礎の一部、古い杭など、地中にはさまざまな“残りもの”がある可能性があります。これらを事前に把握しておくことで、工事の遅れや追加費用を防ぐことができます。
地中に何があるかを知らずに工事を進めてしまうと、後になって障害物が出てきてしまい、作業が止まることがあります。
とくに新しい建物の基礎工事に支障をきたすような杭や大きなコンクリート片が埋まっている場合、撤去に時間と費用がかかってしまうことも。
ナカテックでは、必要に応じて事前に試掘を行い、「工事を始めてから驚くことがない」よう慎重に準備しています。
試掘はただ穴を掘るだけでなく、経験と知識がものを言う作業です。
どこをどれくらい掘ればよいか、何に注意すべきかなど、現場ごとに判断が求められます。
ナカテックでは、過去の解体実績や土地の履歴も踏まえながら、適切な場所と方法で試掘を実施。
「見えない部分」にもしっかり目を向け、安全かつスムーズな工事につなげています。
地中のリスクを見逃さない。
ナカテックは“確かな目”で、解体工事を安全に進めます。
©Nagoya nakatec Co., Ltd.